本:フォントについてホントに知らなかったな〜という話
ヴィトンとドルガバのフォントが同じだなんて気付かないままン十年
これを読むと誰かにフォント豆ちしきを言いたくなってきます。
今週のお題「最近おもしろかった本」ですが「フォントのふしぎ」をちょうど読み終わりました。ちゃんと勉強用の本もピックアップしてみます。
ページをめくるたびに驚きがありました。
ゴディバって言われてみれば確かにいつの間にかロゴフォント変わってますね。
2000年前から人類はレイアウトにこだわっていたり。
いたるところに豆ちしきが入っています。
FuturaっていつからMacに入っているんでしょう?
ちょっとググってみても「OS Xには標準搭載」程度の記載しか見つからず。知人マカーに聞いても不明。むむむ。でもまぁOS Xになって何年たつのだという話ですよね。はずかしながら、このフォント名を知ったのは先月です。自分のmacでさえ全然見てませんね。
ヴィトンでおなじみなまん丸い「O」やまっすぐな「C」が特徴的です。
こんな「まとめ」までありました。愛されてますね。
本によればFuturaに関する変なウワサはただのウワサということなので、カワイイが広がっていけばいいよね、と思うのです。かわいい最強ですから。
愛用Helveticaのメジャー加減がハンパ無かったです
私はついついなんとなくでHelveticaを愛用なのですが、まさかこんな大メジャーだとはつゆ知らずでした。
ドヤ顔のルフトハンザ航空なんて話もニヤニヤしながら読みました。それくらいこのフォントに説得力があるんですね。
Optimaは美しい
パラパラと色々なフォントを見ていましたが、やはりこういうエレガントなフォントが美しくてよいですね。こういうフォントの似合う女になりたいものです?
サンセリフばかり選んでしまいますね。セリフは格調ありすぎて難しいなと思うのです。
フォント愛に溢れていました。
この本、結構前からタイトルは知っていたのですが、あまりにアレな煽りのサブタイトルが鼻についたので読まずにいました。もっと早くに読めばよかった。
ヴィトンについては、字と字の間が開いていることで表現される
ゆっくり低い声で語る大人のトーンみたいな威厳
デザイン関係の人には当たり前かもしれませんが、それをこんな調子で教えてくれる本なのです。
そしてフォント好きだな〜と思える楽しい本でした。
プロの知識なのですが、マニアが溢れる愛を語っているだけにも見えます。
顔にしか見えない「なごみ系ウムラウト」なんてただのフォント好きのつぶやきでしょ。
私自身はいかに日々、何も見ずに過ごしていたんだなと改めて反省です。
あとは長い間、宝(フォント)のもちぐされ状態でしたね。