本「フラットデザインの基本ルール」を読んで
はじめに
schooの授業からの続き的に本を読みました。
フラットとかミニマルとか表面的なことだけではないのですね。
過去記事はこちら。ややシリーズ化の様相。いやいや今回が最終回です。
読んだのはこの本「フラットデザインの基本ルール」
2013年発売なので、部分的に古いなとは思いました。
フラットデザインの基本ルール Webクリエイティブ&アプリの新しい考え方。
- 作者: 佐藤好彦
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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schooの授業とかぶる部分もあるので下記にそれ以外のポイントを書きます。
ポイント
- フラットな色面:自然界には存在しない
- 無彩色を中心に構成し、色に意味を込める(キーカラー)
- 色で情報を分類
- 和のデザインも立体感をあまり強調しない→日本はフラットデザインを活かせるのでは?
- フラットに見えるためには片付けが必要
- 片付け:必要最小限の表現/情報の整理
- 片付け→最小限の表現→ミニマリズム
- ミニマリズム:最小限な表現では細部に繊細な調整が必要
タイプ別フラットデザイン
- パネルスタイル
- タイポグラフィスタイル
- ラージフォトスタイル
- イラストスタイル:ワンポイントイラストがボタンに見える可能性有り
- カードスタイル:薄いグレーで囲む→区切り線のみ(広い面を作る)
- サイドバーのあるスタイル:情報量の多い時
書籍内参考サイトの中から私的ピックアップ
- さわる知リ100 Supported by オロナインH軟膏(重いです。かくかくするー。)
- Square (スクエア)|スマホ、iPadでクレジットカード決済
- Web Design Surrey | Kyan
- ホームページ制作・システム開発 埼玉県(入間市・狭山市・所沢市・飯能市・川越市)・東京中心のサイト制作 - 株式会社ワノコト
- Dribbble - Show and tell for designers
- mindsparklemag.com
- crevia-times.com
まとめ
新しいものではないけれど、ある程度成熟した中で出るべくして出てきたデザインなのですね。ただフラットにすればいいわけでもなく、微調整によってより良いデザインが今現在も進行中ではあります。ネットを見ていると徐々に洗練されているのが分かりますね(単なるユーザー視点)
これも成熟しきったら新しいデザインに移行していくんでしょう。
ロゴデザインにも見えるフラット化
最近こんな本も読みました。
内容は薄いので読むほどでは無いですが、色々な企業のロゴがズラリと見られました。新しめのロゴはフラット風なものが続々出てくるんですね。スタバとか。もはや社名も無いですし。枠線も無いです。昔のロゴはグラデとかゴチャゴチャ今見るとクドいものも。
突然、iPhoneがフラットデザインをポーンと出してきたわけでは無いのですね。世界が少しずつシフトしていたんですね。